首都圏から地方展開までするインテリックス
仕入れの精査を徹底し、高い物件は仕入れない
本社は東京都渋谷区。不動産仲介や販売企画を行う会社がインテリックス。中古マンションの買い取り再販事業で国内トップレベルの実績を持ち、年間の再生マンション販売数は約1100戸、年商は約260億円という数字を挙げています。インテリックスグループ全体で、供給累計17,000戸を超える豊富な物件を扱ってきました。何でも買い取るという姿勢ではなく、仕入れが高くなった物件はお客様のためにはなりませんので、仕入れません。その証拠に、以前は年間1,500~1,600件の中古物件を仕入れていましたが、仲介業者からの情報件数は変わらないのにもかかわらず、最近は1,200件ほどになっています。理由は、他社が元々購入している価格が高く、買い戻す時には、さらに価格を高く仕入れなければならなくなってしまうからです。そこにリノベーション代も加われば、お客様のための価格にはならなくなります。それで、物件をより精査してから仕入れているので、年間の扱い件数は減っているのです。他社と入札競争することはなく、少しでも仕入れから安くなるようにしている結果になります。
施工の内装工事でNo.1を目指したい企業
これまでの首都圏中心の展開から、札幌、大阪、福岡、名古屋、仙台にも拠点を置き、地方展開も行っています。地方においては毎月30~40戸の仕入れで、50戸に乗るのも近いでしょう。地方は競合が少ないので、首都圏と地方の割合が5;5になるようにし、全体の仕入れ件数も2,000件を目指しています。買い取りのほうで骨身を削るのではなく、施工のほうに力を入れている状態でもあり、あまりに高い物件は、大手企業が買い取りますから、それを施工管理する側で請け負う形態も積極的に行っています。職人もサラリーマンとしてしっかりとした条件で自社雇いにし、施工の内装工事でNo.1を目指したいと考える企業です。インテリックスでは、これから新築が減り、中古はますます増えると予想しています。